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このアルゴリズムでは行番号を変数i，列番号を変数jに対応させて画像中のすべての画素について同様の処理を順番に行う流れ図になっています。肝心なのはaを含むその処理内容ですが、変換前のデジタル画像のデータが、変換後のどの位置に移動しているかを、画像中の適当な場所でサンプルを取ってみるとわかりやすいかと思います。

例として、次の図中の赤で印を付けた一点についてを考えてみます。図中に記述してあるように、この画素の位置を行・列を使って表すと、変換前が6行5列，変換後が5行2列となります。

選択肢を見ると、変換前の行i, 列jを変換後のどこに移動するかを問われているので、i=6,j=5の場合に、変換後の位置がi=5,j=2となる選択肢を探せばよいとわかります。

選択肢の式に、i=6,j=5を代入してみると、

• (8－i)行j列→(8－6)行5列＝2行5列となるので誤りです。
• (8－j)行i列→(8－5)行6列＝3行6列となるので誤りです。
• i行(8－j)列→6行(8－5)列＝6行3列となるので誤りです。
• j行(8－i)列→5行(8－6)列＝5行2列となり、適切な位置に画素を移動することができます。