プロジェクトマネジメント(全166問中127問目)
No.127解説へ
プロジェクトマネジメントにおいて計画を立てる際に用いられる手法の一つであり,プロジェクト全体を細かい作業に分割し,階層化した構成図で表すものはどれか。
出典:平成24年春期 問41
- DFD
- WBS
- 状態遷移図
- リスク分析シート
正解 イ問題へ
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解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトにおいて作成される成果物を基準に、全体の作業をトップダウン的に階層化して、各作業ごとに所要時間・コストを設定する手法です。WBSにおいて最下層に位置する作業単位は「ワークパッケージ」と呼ばれ、プロジェクト実行中のコントロール単位となります。スケジュールマネジメント計画やコストマネジメント計画はWBSを基準に策定されるので、プロジェクトの基盤になるものといえます。
- Data Flow Diagramの略。データの流れに着目して、その対象となる業務のデータの流れと処理の関係をわかりやすく図式化する構造化分析の手法です。
- 正しい。
- 状態遷移図は、時間の経過や状態の変化に応じて状態が変わるようなシステムの振る舞いを記述するときに適した図式化手法です。
- リスク分析シートは、リスク分析・評価の結果明らかになった「リスク項目」「リスクの大きさ」「脆弱性レベル」などをワークシート上に一覧化した文書です。
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