プロジェクトマネジメント(全166問中154問目)

No.154解説へ
プロジェクト立上げ時に,プロジェクトの活動を総合的に管理及び調整するために,プロジェクト憲章を定める。プロジェクト憲章に盛り込むべき内容として,適切なものはどれか。

出典:平成21年秋期 問41

  • スケジュール
  • 体制
  • 品質マネジメント計画
  • プロジェクトの目的
正解 問題へ
分野:マネジメント系
中分類:プロジェクトマネジメント
小分類:プロジェクトマネジメント
解説
プロジェクト憲章は、プロジェクトの背景や目的、実施要綱、方針などを決めてプロジェクトを公式に立ち上げるために作成される文書です。プロジェクトの立上げプロセスにおいて、プロジェクトマネージャに任命された人が草案を作成し、関係各所に申請して承認を受けます。プロジェクト憲章は、プロジェクトに対する組織のコミットメントを示すものであり、承認によりプロジェクト活動に組織の資源を使用する権限がプロジェクトマネージャに与えられます。

プロジェクト憲章には次の事項が必要です。
  • プロジェクトの目的または妥当性
  • プロジェクトの目標および成功基準
  • 要求事項の概略
  • リスク戦略の概略
  • 概算スケジュール(具体的なスケジュールまでは記載されることはありません)
  • 概算予算
  • プロジェクト承認要件
  • プロジェクトマネージャの氏名
  • プロジェクトスポンサの氏名
したがって「エ」が正解です。その他の事項はプロジェクトマネジメント計画書に記載するべきものです。

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