サービスマネジメント(全55問中36問目)
No.36解説へ
SLAには,サービス提供者とサービス利用者との間で合意されたサービス内容などの取決めを記載する。SLAを取り交わすことによって得られるサービス提供者とサービス利用者双方の利点として,適切なものはどれか。
出典:平成26年春期 問48
- サービスの実施内容に基づき請求料金の妥当性を証明することができる。
- サービスの内容,提供範囲,要求水準に関する共通認識をもつことができる。
- サービスの内容が不十分な場合に料金の見直しを要求することができる。
- サービスの内容に関する過剰な要求を受けることなく業務を遂行できる。
正解 イ問題へ
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解説
SLA(Service Level Agreement)は、通信サービス事業者などのサービス提供者と利用者の間で交わされる、サービスの品質保証に関する合意もしくは契約文書のことです。
SLAでは回線の最低通信速度や利用不能時間の上限のようにサービスの品目とそれぞれの保証水準、および保証水準を達成できなかった場合のペナルティ事項などが具体的な数値により示されます。
SLAを締結することによって、利用者と提供者の双方に次のようなメリットがあります。
SLAでは回線の最低通信速度や利用不能時間の上限のようにサービスの品目とそれぞれの保証水準、および保証水準を達成できなかった場合のペナルティ事項などが具体的な数値により示されます。
SLAを締結することによって、利用者と提供者の双方に次のようなメリットがあります。
- 双方がサービスレベルについての共通認識を持つことができる
- 委託者は、サービスレベルの妥当性を確保でき、サービスが未達成時は保険となる
- 提供者側は、サービス提供の責任範囲を明確化することができる
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