内部統制(全45問中13問目)
No.13解説へ
内部統制の考え方に関する記述a~dのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- 事業活動に関わる法律などを遵守し,社会規範に適合した事業活動を促進することが目的の一つである。
- 事業活動に関わる法律などを遵守することは目的の一つであるが,社会規範に適合した事業活動を促進することまでは求められていない。
- 内部統制の考え方は,上場企業以外にも有効であり取り組む必要がある。
- 内部統制の考え方は,上場企業だけに必要である。
出典:平成31年春期 問43
- a,c
- a,d
- b,c
- b,d
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解説
- 正しい。内部統制の基本的目的として、①業務の有効性及び効率性、②財務報告の信頼性、③事業活動に関わる法令等の遵守並びに④資産の保全があります。
"法令等の遵守"では、国内外の法令、規則・基準等、社内外の行動規範を遵守することを求めています。 - 誤り。"法令等の遵守"は、内部統制の基本的な目的の一つです。
- 正しい。内部統制を定める法律には金融商品取引法と会社法の2つがあります。上場していない中小企業については、内部統制の整備と運用が義務化されているわけではありませんが、内部統制の考え方は企業を守るために有効であり、取り組む必要があります。
- 誤り。上場していない企業についても取り組む必要があります。
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