内部統制(全45問中27問目)

ITガバナンスについて記述したものはどれか。

出典:平成27年春期 問42

  • 企業が,ITの企画,導入,運営及び活用を行うに当たり,関係者を含む全ての活動を適正に統制し,目指すべき姿に導く仕組みを組織に組み込むこと
  • 企業を効率的に支える,IT運用の考え方,手法やプロセスなどについて様々な成功事例をまとめたもの
  • 業務改革又は業務の再構築のために,ITを最大限に利用して,これまでの仕事の流れを根本的に変え,コスト,品質,サービス及び納期の面で,顧客志向を徹底的に追及できるように業務プロセスを設計し直すこと
  • 組織体として業務とシステムの改善を図るフレームワークであり,顧客ニーズをはじめとする社会環境やIT自体の変化に素早く対応できるよう,"全体最適"の観点から業務やシステムを改善するための仕組み
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分野:マネジメント系
中分類:システム監査
小分類:内部統制
解説
ITガバナンスは、企業が競争優位性を構築するために、IT戦略の策定・実行をガイドし、あるべき方向へ導く組織能力であり、ITへの投資・効果・リスクを継続的に最適化する為の組織的な仕組みです。
経済産業省のIT経営ポータル内では「企業が、ITに関する企画・導入・運営および活用を行うにあたって、すべての活動、成果および関係者を適正に統制し、目指すべき姿へと導くための仕組みを組織に組み込むこと、または、組み込まれた状態」と定義され、ITを活用することで組織力の統制力・統率力の向上が期待できるとしています。
  • 正しい。ITガバナンスに関する記述です。
  • ITILに関する記述です。
  • BPR(Business Process Re-engineering)に関する記述です。
  • エンタープライズアーキテクチャ(EA)に関する記述です。

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