内部統制(全45問中40問目)
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解説
内部統制は、組織内部のルールや手順を整備し、業務に組み込んで適切に運用することで、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全を確保する取組みをいいます。
内部統制の4つの目的を達成するために、業務プロセスに組み込まれる基本的な構成要素として次の6つがあります。
内部統制の4つの目的を達成するために、業務プロセスに組み込まれる基本的な構成要素として次の6つがあります。
- 統制環境
- 組織の気風を決定し、組織内のすべての者の統制に対する意識に影響を与えるとともに、他の基本的要素の基礎・基盤のこと
- リスクの評価と対応
- 組織目標の達成に影響を与える事象について、組織目標の達成を阻害する要因をリスクとして識別、分析及び評価するプロセス
- 統制活動
- 経営者の命令及び指示が適切に実行されることを確保するために定められる方針及び手続きのこと
- 情報と伝達
- 必要な情報が識別、把握及び処理され、組織内外及び関係者相互に正しく伝えられることを確保すること
- モニタリング
- 内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセス
- ITへの対応
- 組織目標を達成するために予め適切な方針及び手続を定め、それを踏まえて、業務の実施において組織の内外のITに対し適切に対応すること
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