システム監査(全54問中8問目)
No.8解説へ
有料のメールサービスを提供している企業において,メールサービスに関する開発・設備投資の費用対効果の効率性を対象にしてシステム監査を実施するとき,システム監査人が所属している組織として,最も適切なものはどれか。
出典:令和3年春期 問55
- 社長直轄の品質保証部門
- メールサービスに必要な機器の調達を行う運用部門
- メールサービスの機能の選定や費用対効果の評価を行う企画部門
- メールシステムの開発部門
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解説
システム監査人は、監査を公正かつ客観的に行うため、監査対象の領域や活動から、外観上および精神上の独立をしていなければなりません。
設問では、メールシステムに関する開発・設備投資の効率性が監査テーマになっていますから、監査対象業務にかかわる部門の人間が監査を行うのは不適切です。自分の携わっている業務を自分で監査するのでは客観的な監査が期待できないからです。
運用部門、企画部門、開発部門のいずれもメールサービスとのかかわりが強いので、システム監査人の独立性が確保できるのは、「ア」の社長直轄の品質保証部門に所属する場合のみとなります。
設問では、メールシステムに関する開発・設備投資の効率性が監査テーマになっていますから、監査対象業務にかかわる部門の人間が監査を行うのは不適切です。自分の携わっている業務を自分で監査するのでは客観的な監査が期待できないからです。
運用部門、企画部門、開発部門のいずれもメールサービスとのかかわりが強いので、システム監査人の独立性が確保できるのは、「ア」の社長直轄の品質保証部門に所属する場合のみとなります。
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