情報に関する理論(全21問中2問目)

利用者がスマートスピーカーに向けて話し掛けた内容に対して,スマートスピーカーから音声で応答するための処理手順が(1)~(4)のとおりであるとき,音声認識に該当する処理はどれか。
  • 利用者の音声をテキストデータに変換する。
  • テキストデータを解析して,その意味を理解する。
  • 応答する内容を決定して,テキストデータを生成する。
  • 生成したテキストデータを読み上げる。

出典:令和6年春期 問78

  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (4)
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分野:テクノロジ系
中分類:基礎理論
小分類:情報に関する理論
解説
AIの活用領域には、音声認識、画像認識、自然言語処理があります。
音声認識
人が発する言葉などの音声データを解析し、テキストデータに変換する。
例)文字起こし、スマートスピーカー、音声入力、ボイスボットなど
画像認識
画像データを解析し、その画像内にある物の種類・個数・状態などを検出する。
例)自動運転、顔認識、異常検知、文字認識など
自然言語処理
人間が普段使っている言葉を分析し、理解し、生成するなどの処理を行う。
例)機械翻訳、テキストマイニング、音声合成、対話システムなど
音声認識は、音声データをテキストデータに変換する技術なので(1)が適切です。その他の処理手順は自然言語処理に分類されます。

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