メモリ(全33問中11問目)
No.11解説へ
CPUのキャッシュメモリに関する説明のうち,適切なものはどれか。
出典:平成29年春期 問92
- キャッシュメモリのサイズは,主記憶のサイズよりも大きいか同じである。
- キャッシュメモリは,主記憶の実効アクセス時間を短縮するために使われる。
- 主記憶の大きいコンピュータには,キャッシュメモリを搭載しても効果はない。
- ヒット率を上げるために,よく使うプログラムを利用者が指定して常駐させる。
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解説
キャッシュメモリは、主記憶とは異なる半導体(SRAM)を使用した非常に高速にアクセスできるメモリです。
CPUと比較したときの主記憶の動作速度は相当に遅く、この速度差からCPUが主記憶にアクセスしている間はCPUに待ち時間が生じてしまい、処理効率の低下を招きます。キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋め、CPUの処理効率を向上させる目的でコンピュータに搭載されます。近年ではCPUに近い方から1次、2次、3次というように多段構成にする例も増えています。
CPUと比較したときの主記憶の動作速度は相当に遅く、この速度差からCPUが主記憶にアクセスしている間はCPUに待ち時間が生じてしまい、処理効率の低下を招きます。キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋め、CPUの処理効率を向上させる目的でコンピュータに搭載されます。近年ではCPUに近い方から1次、2次、3次というように多段構成にする例も増えています。
- キャッシュメモリは主記憶と比べて極小さい容量です。
- 正しい。キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋めるために搭載されています。
- キャッシュメモリがないと主記憶の速度がボトルネックとなり、CPUの処理効率が低下してしまいます。キャッシュメモリはアクセス速度を高めるために必要不可欠なものです。
- キャッシュメモリに常駐させるデータは、OSが先読みアルゴリズムに基づいて決定しています。
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