メモリ(全33問中28問目)
No.28解説へ
PCやハードディスクを譲渡したり返却したりする前に実施しておくこととして,ハードディスクからの情報漏えいを防ぐ最も確実な方法はどれか。
出典:平成22年春期 問72
- ハードディスク全体を 16進数の 00 や FF,又は乱数で複数回上書きしておく。
- ハードディスク全体を論理フォーマットしておく。
- ハードディスク内のすべてのファイルやフォルダをごみ箱に捨て,最後にごみ箱を空にしておく。
- ハードディスクにパスワードロックをかけておく。
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解説
PCやハードディスクを他人に譲渡したりするときに問題となるのが機器内に残ったデータによる情報漏えいです。この場合全体をフォーマット(初期化)すればよいと思いがちですが、実はフォーマットというのは大まかにいえばハードディスクなどにデータを消去するわけではなく、データがあった部分を書き込み可とする処理なのです。したがって初期化してもハードディスクにはデータがまだ存在しています。これを不正な方法で読みだされると予期しない情報漏えいが起こってしまいます。
このような他人への譲渡の際に最も確実なのが、「ハードディスク内をランダムデータを埋め尽くす」方法で、選択肢の「ア」がそれに相当します。
Web上にはこのような機能を持つフリーソフトがたくさんありますので、もしこの問題のような場面に遭遇したら情報保護のために必ず実施しましょう。
このような他人への譲渡の際に最も確実なのが、「ハードディスク内をランダムデータを埋め尽くす」方法で、選択肢の「ア」がそれに相当します。
Web上にはこのような機能を持つフリーソフトがたくさんありますので、もしこの問題のような場面に遭遇したら情報保護のために必ず実施しましょう。
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