入出力デバイス(全26問中5問目)
No.5解説へ
IoT機器やスマートフォンなどの端末に搭載されているGPS機能を利用して,この端末が自らの位置情報を得る仕組みとして,適切なものはどれか。
出典:令和2年秋期 問91
- 端末の位置情報の通知要求を電波に乗せて人工衛星に送信し,これに対する応答を受信することによって位置情報を得る。
- 端末の位置情報の通知要求を電波に乗せて地上の無線基地局に送信し,これに対する応答を受信することによって位置情報を得る。
- 三つ以上の人工衛星が発信している電波を受信して,電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
- 三つ以上の地上の無線基地局が発信している電波を受信して,電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
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解説
GPS(Global Positioning System)は、アメリカ合衆国が打ち上げた数個の衛星によって地球上の位置情報を測定し、受信機をもつ受信者が自身の現在位置を知ることができるシステムです。
GPSにおける位置の特定は三点測位という仕組みで行われています。これは、衛星の電波発信時刻と受信端末の受信時刻の差および電波の速度から、衛星と受信端末の距離を算出し、それを3つの衛星に対して行うことでその距離の交点を一意に決める方法です。したがって「ウ」の記述が適切です。
GPSにおける位置の特定は三点測位という仕組みで行われています。これは、衛星の電波発信時刻と受信端末の受信時刻の差および電波の速度から、衛星と受信端末の距離を算出し、それを3つの衛星に対して行うことでその距離の交点を一意に決める方法です。したがって「ウ」の記述が適切です。
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