プロセッサ(全22問中6問目)
No.6解説へ
ターボブーストとも呼ばれるコンピュータの処理性能向上技術に関する説明はどれか。
出典:平成30年秋期 問95
- CPUと主記憶の間に配置して,主記憶の読み書きの遅さを補う。
- CPUの許容発熱量や消費電力量に余裕があるときに,コアの動作周波数を上げる。
- 演算を行う核となる部分をCPU内部に複数もち,複数の処理を同時に実行する。
- 複数のコンピュータのCPUを共有して,膨大な量の処理を分散して実行する。
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解説
ターボブーストとは、マルチコアCPUにおいて、一部のコアを自動的に停止させ発熱量や消費電力を抑えることで、使用中のコアのクロック数を規定値より上げる技術です。インテルのCore i5、Core i7シリーズなどに搭載されています。
マルチコアCPUでシングルスレッドのアプリケーションを動作させた場合などのように、マルチコアCPUでは常に全てのCPUが稼働している訳ではありません。この余力を稼働中のコアに振り分け、クロック数をアップさせることで処理能力の向上を図ります。
マルチコアCPUでシングルスレッドのアプリケーションを動作させた場合などのように、マルチコアCPUでは常に全てのCPUが稼働している訳ではありません。この余力を稼働中のコアに振り分け、クロック数をアップさせることで処理能力の向上を図ります。
- キャッシュメモリの説明です。
- 正しい。ターボブーストの説明です。
- マルチコアプロセッサの説明です。
- クラスタリングの説明です。
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