システムの構成(全41問中15問目)
No.15解説へ
システムの一部に障害が発生した場合でも,正常に処理を実行することができる施策として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- HDDをミラーリングで構成する。
- システムの安定稼働後は,保守や点検の頻度をできるだけ減らす。
- 冗長化していた複数のネットワーク回線を,より高速な1本の回線にまとめる。
- 無停電電源装置を設置するなどして電源を多重化する。
出典:平成28年秋期 問67
- ①,③
- ①,④
- ②,③
- ②,④
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解説
- 正しい。ミラーリングは、2つのディスクに同時(同期的)に同じデータを書き込むことで耐障害性を高める方法です。片方のディスクに物理的な障害が発生した場合でも回復が可能です。
- 誤り。障害発生時に確実に処理系統の切替えを行うためには、バックアップ用のシステムについても常に点検を実施しておかなければなりません。
- 誤り。耐障害性を高めるにはシステムの構成要素を冗長化するのが効果的です。1本のネットワーク回線にまとめることで、その1箇所の障害がシステム全体の停止に繋がる単一障害点となってしまいます。
- 正しい。突然の停電が発生してもシステムを稼働させ続けらるようにする施策です。
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