システムの評価指標(全33問中2問目)
No.2解説へ
フールプルーフの考え方を適用した例として,適切なものはどれか。
出典:令和5年春期 問93
- HDDをRAIDで構成する。
- システムに障害が発生しても,最低限の機能を維持して処理を継続する。
- システムを二重化して障害に備える。
- 利用者がファイルの削除操作をしたときに,"削除してよいか"の確認メッセージを表示する。
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解説
フールプルーフ(fool proof)は、不特定多数の人が操作するシステムに、入力データのチェックやエラーメッセージの表示などの機能を加えることで、人為的ミスによるシステムの誤動作を防ぐように設計する考え方です。例としては、データ送信のときに確認メッセージの表示や入力値のチェック、手順や整合性のチェックなどの仕組みが挙げられます。また、わかりやすいユーザーインタフェース設計もフールプルーフを実現するための一要素になるでしょう。
フールプルーフは、人によるうっかりミスやしくじりを防止することを目的とした設計方針なので、重要な操作前に確認メッセージを表示する「エ」が適切です。
フールプルーフは、人によるうっかりミスやしくじりを防止することを目的とした設計方針なので、重要な操作前に確認メッセージを表示する「エ」が適切です。
- フォールトトレラントの考え方です。
- フェールソフトの考え方です。
- フォールトトレラントの考え方です。
- フールプルーフの例です。
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