システムの評価指標(全33問中20問目)
No.20解説へ
システム評価の方法であるベンチマークテストに関する記述として,最も適切なものはどれか。
出典:平成23年特別 問66
- システムの可用性を,システムが正常に稼働している割合で評価する。
- システムの処理能力を,標準的なプログラムやデータを用いて評価する。
- システムの信頼性を,障害が回復してシステムが復旧してから,次の障害が発生してシステムが停止するまでの平均時間で評価する。
- システムの保守性を,システムが故障で停止してから復旧するまでの平均時間で評価する。
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解説
ベンチマークテストは、システム性能評価の技法で、典型的なプログラムを実行し、入出力や制御プログラムを含めたシステムの総合的な処理性能を定量的に測定する手法です。
代表的なベンチマークに、整数や浮動小数点演算の能力を評価するSPEC、オンライントランザクション処理能力を評価するTPCなどがあります。
代表的なベンチマークに、整数や浮動小数点演算の能力を評価するSPEC、オンライントランザクション処理能力を評価するTPCなどがあります。
- 可用性の指標である、稼働率の説明です。
- 正しい。
- 信頼性の指標である平均故障間隔(MTBF,Mean Time Between Failure)の説明です。
- 保守性の指標である、平均修理時間(MTTR,Mean Time To Repair)の説明です。
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