システムの評価指標(全33問中31問目)
No.31解説へ
フェールセーフの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成21年春期 問65
- 故障や操作ミスが発生しても,安全が保てるようにしておく。
- 障害が発生した際に,正常な部分だけを動作させ,全体に支障を来さないようにする。
- 組織内のコンピュータネットワークに外部から侵入されるのを防ぐ。
- 特定の条件に合致するデータだけをシステムに受け入れる。
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解説
フェールセーフは、システムに不具合や故障が発生したときに、障害の影響範囲を最小限にとどめ、常に安全を最優先して制御を行う設計方針です。
例えば、工場のロボットの動作範囲内に人間が入った場合、ロボットを制御するシステムはセンサーで危険を察知し機械を停止します。また、道路信号機は停電や故障したときに両方向とも赤点滅(または黄点滅との組合せ)になるように設計されています。これらがフェールセーフの考え方です。
例えば、工場のロボットの動作範囲内に人間が入った場合、ロボットを制御するシステムはセンサーで危険を察知し機械を停止します。また、道路信号機は停電や故障したときに両方向とも赤点滅(または黄点滅との組合せ)になるように設計されています。これらがフェールセーフの考え方です。
- 正しい。フェールセーフの考え方です。
- フェールソフトの考え方です。
- ネットワークからの不正なアクセスを防ぐのはファイアウォールです。
- 人為的なミスによる障害を防ぐフールプルーフの考え方です。
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