システムの評価指標(全33問中33問目)
No.33解説へ
システムの信頼性向上のためには,障害が起きないようにする対策と,障害が起きてもシステムを動かし続ける対策がある。障害が起きてもシステムを動かし続けるための対策はどれか。
出典:サンプル問題1 問49
- 故障しにくい装置に置き換える。
- システムを構成する装置を二重化する。
- 操作手順書を作成して,オペレータが操作を誤らないようにする。
- 装置の定期保守を組み入れた運用を行う。
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解説
システムの稼働状態を維持しサービスを提供し続けるには、障害時に予備システムへの切替えを瞬時に行うことができるシステム構成である必要があります。
システムを構成する全ての要素を二重化することで、どの機器に障害が発生しても即座に予備系のシステムに切替えることが可能となり信頼性の高いシステムが実現できます。
このようにシステムを二重化するシステム構成の例としては、デュアルシステムやデュプレックスシステムがあります。
システムを構成する全ての要素を二重化することで、どの機器に障害が発生しても即座に予備系のシステムに切替えることが可能となり信頼性の高いシステムが実現できます。
このようにシステムを二重化するシステム構成の例としては、デュアルシステムやデュプレックスシステムがあります。
- デュアルシステム
- 同じ処理を2組のコンピュータシステムで行い、その結果を照合機でチェックしながら処理を進行していくシステム構成。最も信頼性が高いがコストが高い。
- デュプレックスシステム
- 主系と待機系からなる2系列の処理システム構成。通常時は主系でオンライン処理、待機系でバッチ処理を行うが、主系の障害発生時には、主系で行っていたオンライン処理を待機系に引き継ぎ処理を継続する。
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