システムの評価指標(全33問中7問目)
No.7解説へ
装置のライフサイクルを故障の面から見てみると,時間経過によって初期故障期,偶発故障期及び摩耗故障期に分けられる。最初の初期故障期では,故障率は時間の経過とともに低下する。やがて安定した状態になり,次の偶発故障期では,故障率は時間の経過に関係なくほぼ一定になる。最後の摩耗故障期では,故障率は時間の経過とともに増加し,最終的に寿命が尽きる。このような故障率と時間経過の関係を表したものを何というか。
出典:平成30年秋期 問58
- ガントチャート
- 信頼度成長曲線
- バスタブ曲線
- レーダーチャート
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解説
バスタブ曲線は、機械や装置の時間経過に伴う故障率の変化を表示した曲線のことです。故障率曲線とも呼ばれます。
一般的な機械や装置は、初期故障期間では故障率は高くなり、その後の偶発故障期間での故障率は低く、製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなります。縦軸に故障率、横軸に時間をとってグラフにすると、曲線がバスタブ(浴槽)のようになることからこう呼ばれています。したがって「ウ」が正解です。
一般的な機械や装置は、初期故障期間では故障率は高くなり、その後の偶発故障期間での故障率は低く、製品寿命に近づく摩耗故障期間では故障率は高くなります。縦軸に故障率、横軸に時間をとってグラフにすると、曲線がバスタブ(浴槽)のようになることからこう呼ばれています。したがって「ウ」が正解です。
- ガントチャートは、縦軸に作業項目・横軸に時間をとり、作業に必要な期間を横棒の長さで表記する図法です。作業項目同士の日程的な重なりがわかりやすいため日程計画の策定に使用されたり、計画と実績を並べて表記することで進捗度を管理する方法としても用いられます。
- 信頼度成長曲線は、横軸に時間の経過、縦軸に累積バグ発見数をとったグラフにおいて、グラフ上の点を繋いだときに現れる曲線のことです。ソフトウェア品質を図る際の尺度として使用されます。
- 正しい。
- レーダーチャートは、複数項目の基準値に対する比率をプロットし、各点を線で結んだ形状によって全体のバランスを比較するのに適した図です。
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