オフィスツール(全24問中10問目)
No.10解説へ
表計算ソフトを用いて,天気に応じた売行きを予測する。表は,予測する日の天気(晴れ,曇り,雨)の確率,商品ごとの天気別の売上予測額を記入したワークシートである。セル E4 に商品Aの当日の売上予測額を計算する式を入力し,それをセル E5~E6 に複写して使う。このとき,セル E4 に入力する適切な式はどれか。ここで,各商品の当日の売上予測額は,天気の確率と天気別の売上予測額の積を求めた後,合算した値とする。
出典:平成29年春期 問91
- B2*B4+C2*C4+D2*D4
- B$2*B4+C$2*C4+D$2*D4
- $B2*B$4+$C2*C$4+$D2*D$4
- $B$2*$B$4+$C$2*$C$4+$D$2*$D$4
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解説
当日の売上げ予測額は期待値の考え方を使って以下のように算出します。
(晴れの日の予測額×晴れの確率)+(曇りの日の予測額×曇りの確率)+(雨の日の予測額×雨の確率)
この式に従えば、複写元となるセル E4 には暫定的に次の計算式が入ることになります。
B2*B4+C2*C4+D2*D4
次に、この計算式を縦方向に複写する際に固定すべきセルを考えます。このケースでは都合よく縦方向のみへの複写なので、列の相対/絶対参照については考える必要はありません。縦方向への複写を検証すると、参照セル番号が移動してしまうと困るのは天気の確率情報を保持しているB2、C2、D2のセルです。したがって、この3つの項については複写後も同じ行番号を指すように行番号だけを絶対参照にします。
B$2*B4+C$2*C4+D$2*D4
したがって「イ」が適切な計算式です。
(晴れの日の予測額×晴れの確率)+(曇りの日の予測額×曇りの確率)+(雨の日の予測額×雨の確率)
この式に従えば、複写元となるセル E4 には暫定的に次の計算式が入ることになります。
B2*B4+C2*C4+D2*D4
次に、この計算式を縦方向に複写する際に固定すべきセルを考えます。このケースでは都合よく縦方向のみへの複写なので、列の相対/絶対参照については考える必要はありません。縦方向への複写を検証すると、参照セル番号が移動してしまうと困るのは天気の確率情報を保持しているB2、C2、D2のセルです。したがって、この3つの項については複写後も同じ行番号を指すように行番号だけを絶対参照にします。
B$2*B4+C$2*C4+D$2*D4
したがって「イ」が適切な計算式です。
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