ファイルシステム(全18問中13問目)
No.13解説へ
PCのハードディスクにデータの追加や削除を繰り返していると,データが連続した領域に保存されなくなることがある。改善策を講じない場合,どのような現象が起こり得るか。
出典:平成23年特別 問80
- ウイルスが検出されなくなる。
- データが正しく書き込めなくなる。
- データが正しく読み取れなくなる。
- 保存したデータの読取りが遅くなる。
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解説
ハードディスクのようなディスク式の記憶装置でファイルの生成と削除を繰返していると、記憶領域内に連続した未使用領域が少なくなっていき、ひとつのデータが飛び飛びの領域に記録される状況が発生します。
この状態をフラグメンテーション(断片化)といいます。
断片化されたファイルを読み取るには、ディスクヘッドを通常より多く動かすことになるためアクセス効率が低下します。
このような状態になった場合、断片化されたファイルを記憶装置の中の連続した領域に配置しなおす「デフラグメンテーション」を実施することで、多くの場合、ファイルアクセスの速度を回復することが可能です。
この状態をフラグメンテーション(断片化)といいます。
断片化されたファイルを読み取るには、ディスクヘッドを通常より多く動かすことになるためアクセス効率が低下します。
このような状態になった場合、断片化されたファイルを記憶装置の中の連続した領域に配置しなおす「デフラグメンテーション」を実施することで、多くの場合、ファイルアクセスの速度を回復することが可能です。
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