オープンソースソフトウェア(全25問中16問目)
No.16解説へ
OSS(Open Source Software)に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成27年秋期 問65
- ソースコードは,一般利用者に開示されていない。
- ソースコードを再配布してはいけない。
- ソフトウェアのセキュリティは,開発者によって保証されている。
- 著作権は放棄されていない。
正解 エ問題へ
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解説
OSS(Open Source Software)とは、ソフトウェア作者の著作権を保ったままソースコードを無償公開することを意味するライセンス形態、またはそのライセンス形態によって提供されるソフトウェアのことです。
主に、
以下は代表的なOSSとその用途です。
主に、
- 再頒布ができること
- ソースコードの入手が可能
- それをもとに派生物を作成可能
- 再配布において追加ライセンスを必要としない
- 利用する個人・グループ、及び分野を制限しない
以下は代表的なOSSとその用途です。
- DBMS…MySQL,SQLite,PostgreSQLなど
- OS…Linux,Solarisなど
- Webサーバソフトウェア…Apache,nginxなど
- Webブラウザ…Firefox,Webkitベースのブラウザなど
- オフィス系…LibreOffice,OpenOfficeなど
- 画像編集…GIMPなど
- オープン(開放された)ソースの名称が示すように、多くのソ―スコードはインターネット上に公開されていて誰もが容易に入手することができます。
- 再頒布することに制限はありません。
- 商用のソフトウェア開発と異なり、開発自体がオープンに行われており安全面に関しての保証主体が明確ではありません。利用に当たっては利用者側でセキュリティの確保を検討する必要があります。
- 正しい。パブリックドメインソフトウェアとは異なり、著作権は放棄されていません。
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