オフィスツール(全24問中7問目)

表計算ソフトを用いて,二つの科目X,Yの成績を評価して合否を判定する。それぞれの点数はワークシートのセル A2,B2 に入力する。合計点が120点以上であり,かつ,2科目とも50点以上であればセル C2 に"合格",それ以外は"不合格"と表示する。セル C2 に入れる適切な計算式はどれか。
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出典:平成31年春期 問98

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分野:テクノロジ系
中分類:ソフトウェア
小分類:オフィスツール
解説
"IF"は、条件式の真偽によって異なる値を返す関数です。各引数は次のように定義されています。
IF(論理式,式1,式2)
論理式の値がtrueのとき式1の値を,falseのとき式2の値を返す
また、"論理積"と"論理和"は次のように動作する関数です。
論理積
引数に与えられた値が全てtrueのときにtrueを、それ以外のときにfalseを返す
論理和
引数に与えられた値のうち、少なくとも1つがtrueのときにtrueを、それ以外のときにfalseを返す
"合格"と表示する条件は、合計点が120点以上かつ2科目とも50点以上ですから、すべての条件を論理積で評価すればよいことになります。論理積関数がtrueを返すときは、"合格"と表示する条件を満たしたときですので、IF関数の式1の部分に"合格"を、式2の部分に"不合格"を指定することになります。

したがって「ア」の計算式が適切です。
  • 正しい。
  • 式1と式2の指定が逆です。"合計点が120点以上かつ2科目とも50点以上"のときに"不合格"、それ以外は"合格"と表示されます。
  • "合計点が120点以上または少なくとも一方の科目が50点以上"のときに"合格"、それ以外は"不合格"と表示されます。
  • "合計点が120点以上または少なくとも一方の科目が50点以上"のときに"不合格"、それ以外は"合格"と表示されます。

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