コンピュータ・入出力装置(全32問中6問目)
No.6解説へ
IoTデバイスへの電力供給でも用いられ,周りの環境から光や熱(温度差)などの微小なエネルギーを集めて,電力に変換する技術はどれか。
出典:令和2年秋期 問74
- PLC
- PoE
- エネルギーハーベスティング
- スマートグリッド
正解 ウ問題へ
広告
解説
エネルギーハーベスティングは、周りの環境からの微弱なエネルギーを収穫(harvest)して電力に変換する技術の総称です。日本語では「環境発電技術」と呼ばれ、長時間放置状態で稼働するIoTデバイスの電源問題を解決する技術として注目されています。
したがって「ウ」が正解です。
エネルギーハーベスティングを利用した発電技術としては以下の事例が挙げられます。電卓に付いているソーラー発電も現代風に言えばエネルギーハーベスティングに該当するでしょう。
したがって「ウ」が正解です。
エネルギーハーベスティングを利用した発電技術としては以下の事例が挙げられます。電卓に付いているソーラー発電も現代風に言えばエネルギーハーベスティングに該当するでしょう。
- ヒトやモノが移動する際の圧力を利用した電力床
- 放送波、無線LANなどの電磁波の回収による電力の取り出し
- 体温で発電するウェアラブル端末
- ソーラー発電
- Power Line Communicationsの略で、電力線搬送通信のこと。電力線を通じてデータ通信を行う技術です。
- Power over Ethernetの略。イーサネットのLANケーブルを通じて電力を供給する技術です。
- 正しい。エネルギーハーベスティングは、周辺環境から微小なエネルギーを収穫して、電力に変換する技術です。
- スマートグリッドは、デジタル機器の通信能力や演算能力を活用することによって電力需要を自律的に調整し、省エネとコスト削減及び信頼性と透明性の向上を目指した新しい電力網システムです。
広告