マルチメディア技術(全22問中8問目)
No.8解説へ
ストリーミングを利用した動画配信の特徴に関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成27年春期 問76
- サーバに配信データをあらかじめ保持していることが必須であり,イベントやスポーツなどを撮影しながらその映像を配信することはできない。
- 受信データの部分的な欠落による画質の悪化を完全に排除することが可能である。
- 動画再生の開始に準備時間を必要としないので,瞬時に動画の視聴を開始できる。
- 動画のデータが全てダウンロードされるのを待たず,一部を読み込んだ段階で再生が始まる。
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解説
ストリーミング(Streaming)は、主に音声や動画などのマルチメディアファイルを転送・再生する方式の一種です。
ファイルやデータをダウンロードしながら、同時に再生をするので、ユーザーがファイルのダウンロード完了を待つことがなくなり、再生開始までの時間が短縮されるメリットがあります。
単純な動画再生の他に、Skypeなどのビデオ通話、Ustreamなどのライブ動画の配信や視聴に使用されています。
ファイルやデータをダウンロードしながら、同時に再生をするので、ユーザーがファイルのダウンロード完了を待つことがなくなり、再生開始までの時間が短縮されるメリットがあります。
単純な動画再生の他に、Skypeなどのビデオ通話、Ustreamなどのライブ動画の配信や視聴に使用されています。
- ライブ動画の配信も可能です。
- ストリーミングは、データの完全性よりもリアルタイム性を優先した配信に使用されます。リアルタイム性を重視するために効率のよいデータ伝送に重点が置かれ、多少のデータの欠損は許容されています。
- ストリーミングでは安定した再生を維持するために一定のデータ量を確保してから再生を開始します。これをバッファリングといい、ストリーミング再生ではこのバッファリングの準備時間を経て動画が再生されます。
- 正しい。
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