トランザクション処理(全26問中21問目)
No.21解説へ
関係データベースで管理された場合,表にデータを追加する順序のうち,適切なものはどれか。ここで,下線は主キーを示し,破線は外部キーを示す。解答群の→はデータを追加する表の順序を示す。
出典:平成22年秋期 問79
- "業者"表→"仕入明細"表→"商品"表
- "業者"表→"商品"表→"仕入明細"表
- "仕入明細"表→"商品"表→"業者"表
- "商品"表→"業者"表→"仕入明細"表
正解 イ問題へ
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解説
関係データベースには参照制約と呼ばれるものがあり、データ矛盾を防ぐために表中の外部キー列で参照しているレコードが存在していなければならないことを制約します。
この問題の場合には、仕入詳細表内の商品コードで参照している商品表のレコードが存在していること、商品コード表内の業者コードで参照している業者表のレコードが存在していることが求められます。
新たな商品を新たな業者から仕入れた場合、業者表への追加、商品表への追加、仕入明細表への追加をする必要があるので、
この問題の場合には、仕入詳細表内の商品コードで参照している商品表のレコードが存在していること、商品コード表内の業者コードで参照している業者表のレコードが存在していることが求められます。
新たな商品を新たな業者から仕入れた場合、業者表への追加、商品表への追加、仕入明細表への追加をする必要があるので、
- 最初に表の中に外部キーがない業者表への追加
- 次に今データを追加した業者表への参照列がある商品表
- 最後に商品表への参照列のある仕入明細表への追加
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