トランザクション処理(全26問中6問目)
No.6解説へ
データベース管理システムにおける排他制御の目的として,適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問64
- 誤ってデータを修正したり,データを故意に改ざんされたりしないようにする。
- データとプログラムを相互に独立させることによって,システムの維持管理を容易にする。
- データの機密のレベルに応じて,特定の人しかアクセスできないようにする。
- 複数のプログラムが同一のデータを同時にアクセスしたときに,データの不整合が生じないようにする。
正解 エ問題へ
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解説
排他制御は、あるデータの更新処理を行っている間、他のプログラムにはそのデータの読み書きを待たせることで同時に更新処理が実行されることを防ぐ仕組みです。
同じデータに対して同時更新を行うと、読書きのタイミングによっては不整合や更新消失が発生する場合があるため、データベース管理システムでは更新処理時に表、ブロック、列といった単位でロックを掛けることでデータの一貫性が損なわれないように制御しています。
したがって「エ」が適切な記述です。
同じデータに対して同時更新を行うと、読書きのタイミングによっては不整合や更新消失が発生する場合があるため、データベース管理システムでは更新処理時に表、ブロック、列といった単位でロックを掛けることでデータの一貫性が損なわれないように制御しています。
したがって「エ」が適切な記述です。
- 改ざん防止機能の説明です。
- スキーマの目的です。
- 認証やアクセス制御の説明です。
- 正しい。排他制御の目的です。
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