トランザクション処理(全26問中7問目)
No.7解説へ
トランザクション処理におけるロールバックの説明として,適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問63
- あるトランザクションが共有データを更新しようとしたとき,そのデータに対する他のトランザクションからの更新を禁止すること
- トランザクションが正常に処理されたときに,データベースへの更新を確定させること
- 何らかの理由で,トランザクションが正常に処理されなかったときに,データベースをトランザクション開始前の状態にすること
- 複数の表を,互いに関係付ける列をキーとして,一つの表にすること
正解 ウ問題へ
広告
解説
ロールバックは、トランザクションの途中にプログラムのバグなどでアプリケーションからの応答がなくなったり強制終了したりした場合に、更新前ログを用いてデータベースをトランザクション開始直前の状態に戻す処理です。
トランザクションとは、口座から振込みを行う場合における送金側の残高減と振込先口座の残高増のように関連する1つ以上の処理をまとめた単位です。トランザクションは、データの整合性を保つために「全ての処理が完了する」か「全く処理が行われなかったか」のどちらかで終了しなくてはなりません。トランザクションの途中で不具合が発生し処理を続行できなくなった場合、DBMSはロールバックによって「全く処理が行われなかった」状態にデータベースを戻します。
トランザクションとは、口座から振込みを行う場合における送金側の残高減と振込先口座の残高増のように関連する1つ以上の処理をまとめた単位です。トランザクションは、データの整合性を保つために「全ての処理が完了する」か「全く処理が行われなかったか」のどちらかで終了しなくてはなりません。トランザクションの途中で不具合が発生し処理を続行できなくなった場合、DBMSはロールバックによって「全く処理が行われなかった」状態にデータベースを戻します。
- 排他制御の説明です。
- コミットの説明です。
- 正しい。ロールバックの説明です。
- 結合演算の説明です。
広告