通信プロトコル(全27問中13問目)
No.13解説へ
通信プロトコルに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:平成27年秋期 問77
- アナログ通信で用いられる通信プロトコルはない。
- 国際機関が制定したものだけであり,メーカーが独自に定めたものは通信プロトコルとは呼ばない。
- 通信プロトコルは正常時の動作手順だけが定義されている。
- メーカーやOSが異なる機器同士でも,同じ通信プロトコルを使えば互いに通信することができる。
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解説
通信プロトコルは、通信規約ともいい、データ通信を行う際に必要となる取り決めです。
通信経路として使う伝送路についての物理的な規約から、通信に使うメッセージの内容、通信手順、誤りが生じたときの制御方法などの論理的な規約まで様々なプロトコルが策定されています。
異なるOSやアーキテクチャのコンピュータ同士が通信を行うことができるのは、その通信に関するプロトコルが定められ、双方のコンピュータがそれに従って送信・受信処理を行っているからです。
通信経路として使う伝送路についての物理的な規約から、通信に使うメッセージの内容、通信手順、誤りが生じたときの制御方法などの論理的な規約まで様々なプロトコルが策定されています。
異なるOSやアーキテクチャのコンピュータ同士が通信を行うことができるのは、その通信に関するプロトコルが定められ、双方のコンピュータがそれに従って送信・受信処理を行っているからです。
- アナログ通信でも決まりに従ってやり取りしなければ通信を行うことはできないので、通信プロトコルが必要となります。
- 通信プロトコルには国際機関で策定された標準化プロトコルの他に、メーカーが自社で開発した独自プロトコルがあります。独自プロトコルがデファクトスタンダードになり、標準化プロトコルとして規格化されることもあります。
- 誤り制御や再送処理などの手順の他に使用する伝送路についても定められています。
- 正しい。
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