ネットワーク方式(全70問中16問目)
No.16解説へ
複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムにおける,エッジコンピューティングに関する記述として,適切なものはどれか。
出典:令和元年秋期 問71
- IoTサーバ上のデータベースの複製を別のサーバにも置き,両者を常に同期させて運用する。
- IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して,IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。
- IoTデバイスとIoTサーバ間の通信負荷の状況に応じて,ネットワークの構成を自動的に最適化する。
- IoTデバイスを少ない電力で稼働させて,一般的な電池で長期間の連続運用を行う。
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解説
エッジコンピューティングは、利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行う技術の総称です。処理装置をクラウド上に配置する従来の方式よりも端末と処理装置の距離が短縮されるので、アプリケーション処理の低遅延化やネットワーク負荷の低減が期待できます。高いリアルタイム性が要求されるIoTに適した技術として注目されています。
エッジコンピューティングは、演算を行うコンピュータを端末(IoTの場合はIoTデバイス)の近くに置いていることがポイントとなります。したがって「イ」が正解です。
エッジコンピューティングは、演算を行うコンピュータを端末(IoTの場合はIoTデバイス)の近くに置いていることがポイントとなります。したがって「イ」が正解です。
- レプリケーションの説明です。
- 正しい。エッジコンピューティングの説明です。
- SDN(Software Defined Networking)の説明です。
- IoTサーバとIoTゲートウェイ(またはIoTデバイス)間の通信を担うLPWA(Low Power, Wide Area)や、IoTゲートウェイとIoTデバイス間の通信を担う短距離無線通信のBLE(Bluetooth Low Energy)などの説明です。
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