ネットワーク方式(全70問中23問目)
No.23解説へ
IoT端末で用いられているLPWA(Low Power Wide Area)の特徴に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度はa,消費電力はb。
LPWAの技術を使った無線通信は,無線LANと比べると,通信速度はa,消費電力はb。
出典:平成31年春期 問86
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解説
LPWAは、LP:LowPower=省電力、WA:WideArea=広範囲の名称の通り、省電力・広範囲を特徴とする無線通信規格の総称です。伝送速度は遅いものの、Wi-fiやBluetoothが届かない数キロメートルから数十キロメートル間の通信をカバーします。
IoT(Internet of Things)では、各所に配置された個々のIoTデバイスが内部バッテリーのみで長期間続けて稼働することになるので、バッテリー消費をいかに抑えるかがポイントになります。またIoTデバイス同士は、制御や情報取得のためにお互いに通信することになりますが、この個々の通信はそれほど大きいデータ量ではないので、通信回線の高速性は重要ではありません。
これらの特徴を踏まえると、IoTネットワークには省電力、低速、広範囲のネットワークが適していることになります。LPWAは、小型デバイスを多数配置した広範囲のIoTネットワークの運用を実現する手段として期待されています。
したがって、a=遅く、b=少ない の組合せが適切です。
IoT(Internet of Things)では、各所に配置された個々のIoTデバイスが内部バッテリーのみで長期間続けて稼働することになるので、バッテリー消費をいかに抑えるかがポイントになります。またIoTデバイス同士は、制御や情報取得のためにお互いに通信することになりますが、この個々の通信はそれほど大きいデータ量ではないので、通信回線の高速性は重要ではありません。
これらの特徴を踏まえると、IoTネットワークには省電力、低速、広範囲のネットワークが適していることになります。LPWAは、小型デバイスを多数配置した広範囲のIoTネットワークの運用を実現する手段として期待されています。
したがって、a=遅く、b=少ない の組合せが適切です。
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