ネットワーク方式(全70問中25問目)
No.25解説へ
無線LANのアクセス制御機能を使用して,ネットワークに接続できる端末を特定のPC,プリンター,ゲーム機などに限定したい。このとき,端末の識別に使用する情報として,最も適切なものはどれか。
出典:平成30年秋期 問87
- ESSID
- IPアドレスとポート番号
- MACアドレス
- 電波の周波数
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解説
MACアドレスは、ネットワーク上の機器を一意に識別するために各機器に割り当てられた6バイト(48ビット)の番号で、同じアドレスをもつ機器は世界中で一つしか存在しません。
MACアドレスは世界中で一意なので機器の識別に最適です。無線LANのアクセスポイントに正当な機器のMACアドレスを登録しておくことで、正当な機器以外のアクセスを拒否することができます。この機能をMACアドレスフィルタリングといいます。
したがって「ウ」が正解です。
MACアドレスは世界中で一意なので機器の識別に最適です。無線LANのアクセスポイントに正当な機器のMACアドレスを登録しておくことで、正当な機器以外のアクセスを拒否することができます。この機能をMACアドレスフィルタリングといいます。
したがって「ウ」が正解です。
- ESSIDは、アクセスポイントと端末にそれぞれ同じ識別子を設定し、識別子が一致する機器同士しか通信ができないようにすることで無線LANのアクセス制御を行う仕組みです。接続される機器の識別には使用できません。
- 通常、無線LANアクセスポイントにはDHCP機能があり、接続する機器に対して自動的にIPアドレスが割り当てられます。その機器にどのIPアドレスが割り振られるかは、その時々によって変わるためアクセス制限には使用できません。
- 正しい。
- 無線LANで使用される周波数帯は2.4GHz帯または5GHz帯です。端末ごとに固有の情報ではないためアクセス制限には使用できません。
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