ネットワーク応用(全86問中31問目)
No.31解説へ
Aさんは次の送信先を指定して電子メールを送信した。この電子メールの受信者が知ることのできる情報の説明として,適切なものはどれか。
〔送信先〕
To: Bさん,Cさん
Cc: Dさん
Bcc: Eさん,Fさん
〔送信先〕
To: Bさん,Cさん
Cc: Dさん
Bcc: Eさん,Fさん
出典:平成29年秋期 問79
- Bさんは,同じメールがEさんにも送信されていることが分かる。
- Cさんは,同じメールがBさんとDさんにも送信されていることが分かる。
- Dさんは,同じメールがEさんにも送信されていることが分かる。
- Eさんは,同じメールがCさんとFさんにも送信されていることが分かる。
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解説
電子メールの宛先メールアドレスを指定する、To、Cc、Bccには以下の違いがあります。
- To(宛先)
- メールの宛先を指定する欄。複数のメールアドレスを「,(コンマ)」又は「;(セミコロン)」で区切って指定することで複数のメールアドレスを宛先にできる。
受信側ではToの指定が見えるため、複数人を指定した場合、Toの相手が互いのメールアドレスを知ることになる。 - Cc(Carbon Copy)
- Toで指定した送信先以外に、メールのコピーを送信する相手を指定する欄。
この指定では、Toの相手及びCcで指定した相手に、すべての宛先メールアドレスが公開される。すなわち送信者、Toの相手、Ccの相手の3者間ではメールアドレスが全員に知られることになる。 - Bcc(Blind Carbon Copy)
- Toで指定した送信先以外に、メールのコピーを送信する相手を指定する欄。
Ccと異なり、ここで指定したメールアドレスは他の送信相手には通知されないため、To又はCcの相手に宛先メールアドレスを知られたくない場合に使用する。
- Bcc欄に書かれたEさんの情報はBさんには伝わりません。
- 正しい。Cさんは、To欄およびCc欄を見ることで、同じメールがBさんとDさんにも送信されたことが分かります。
- Bcc欄に書かれたEさんの情報はDさんには伝わりません。
- Bcc欄に書かれたFさんの情報はEさんには伝わりません。
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