ネットワーク応用(全86問中42問目)
No.42解説へ
全文検索型検索エンジンの検索データベースを作成する際に用いられ,Webページを自動的に巡回・収集するソフトウェアはどれか。
出典:平成28年秋期 問86
- CGI
- クローラ
- クロスサイトスクリプティング
- バックドア
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解説
- Common Gateway Interfaceの略。ユーザーの入力した情報によって表示するWebページを変化させるなど、動的なWebページを作成するための仕組みです。
- 正しい。クローラ(Crawler)は、Web上を自動巡回して文書や画像などの情報を取得・データベース化するプログラムです。
主に検索エンジンにおける情報収集に用いられますが、悪意のある業者による電子メールアドレスの自動収集に使用されることもあります。クローラは、HTML文書中のリンクをたどり、次々と別のページを訪問することを繰り返してWeb上を絶えず巡回しています。 - クロスサイトスクリプティングは、動的にWebページを生成するアプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用して、悪意のあるスクリプトを混入させることで、攻撃者が仕込んだ操作を実行させたり、別のサイトを横断してユーザーのクッキーや個人情報を盗んだりする行為です。
- バックドアは、攻撃者が一度不正アクセスに成功したコンピュータ内に秘密裏に設ける、再侵入を容易するための機能です。
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