ネットワーク応用(全86問中46問目)
No.46解説へ
Webサイトによっては,ブラウザで閲覧したときの情報を,ブラウザを介して閲覧者のPCに保存することがある。以後このWebサイトにアクセスした際は保存された情報を使い,閲覧の利便性を高めることができる。このような目的で利用される仕組みはどれか。
出典:平成28年春期 問79
- Cookie
- SQL
- URL
- XML
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解説
Cookie(クッキー)は、Webサーバに対するアクセスがどのPCからのものであるかを識別するためなどに、WebサーバやWebページの指示によってユーザー情報などをWebブラウザに保存する仕組みです。
Webアクセスに使用されるプロトコル"HTTP"は、1組のリクエスト-レスポンスで完結する単純な仕組みのため複数のページにまたがった一連の通信を「セッション」として認識することができません。Webアプリケーション側では、このHTTPの性質を補完し、通信が維持されているよう利用者に見せかけるためにCookieなどを用いたセッション管理が行われています。
したがって正解は「ア」です。
Cookieを使用して実現できる機能には次のようなものがあります。
Webアクセスに使用されるプロトコル"HTTP"は、1組のリクエスト-レスポンスで完結する単純な仕組みのため複数のページにまたがった一連の通信を「セッション」として認識することができません。Webアプリケーション側では、このHTTPの性質を補完し、通信が維持されているよう利用者に見せかけるためにCookieなどを用いたセッション管理が行われています。
したがって正解は「ア」です。
Cookieを使用して実現できる機能には次のようなものがあります。
- ショッピングサイトにおけるカートの管理
- ログイン状態・セッション情報の管理
- 入力フォームに以前入力した値を自動入力する
- Webページ閲覧に関する各種のアクセス情報を得る
- 正しい。
- SQLは、関係データベースを操作するためのデータベース言語です。
- Uniform Resource Locatorの略。WebサイトやWeb上のリソース(画像やファイル)のアドレス(住所)のことです。
- eXtensible Markup Languageの略。ユーザーが独自に定義したタグを用いて文書構造を記述するマークアップ言語です。
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