ネットワーク応用(全86問中63問目)
No.63解説へ
IPv6に関する記述として,適切なものはどれか。
出典:平成25年秋期 問63
- アドレス空間が128ビットの大きさをもつので,IPv4に比べて多くのアドレスを割り当てることができる。
- 一つのLANでIPv6とIPv4を共存させることはできない。
- 有線LAN専用のプロトコルなので,無線LANで利用することはできない。
- 利用には通常のツイストペアケーブルではなく,光ファイバケーブルが必要である。
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解説
IPv6(Internet Protocol Version 6)は、現在インターネットで主流であるIPv4の次期バージョンです。
IPv4から主に以下の点が変更されています。
IPv4から主に以下の点が変更されています。
- アドレス空間を32ビットから128ビットに拡大
- ヘッダーのサイズを可変長から固定に変更
- IPアドレスの自動設定
- IPsecによるIP層でのセキュリティ強化
- 正しい。IPv4の232個(約42億個)に対してIPv6では2128個(340兆の1兆倍の1兆倍)のアドレスを割り当てることができます。
- IPv4とIPv6ではパケット仕様が異なるため直接通信することはできません。しかしIPv4からIPv6へのスムーズな移行を可能にするため、変換技術などを用いて共存できる仕組みになっています。
- 無線LANでも利用できます。
- どちらのケーブルでもIPv6を使用できます。
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