ネットワーク方式(全70問中7問目)
No.7解説へ
IoTエリアネットワークの通信などに利用されるBLEは,Bluetooth4.0で追加された仕様である。BLEに関する記述のうち,適切なものはどれか。
出典:令和4年春期 問92
- Wi-Fiのアクセスポイントとも通信ができるようになった。
- 一般的なボタン電池で,半年から数年間の連続動作が可能なほどに低消費電力である。
- 従来の規格であるBluetooth3.0以前と互換性がある。
- デバイスとの通信には,赤外線も使用できる。
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解説
BLE(Bluetooth Low Energy)は、無線通信規格Bluetoothの一部で、"Low Energy"の名前のとおり低消費電力に特化した通信モードです。ボタン電池1個で数カ月から数年間の連続稼働ができるほど省電力性に優れ、低コストであることからIoTネットワークでの活用が期待されてます。最大通信距離は選択する速度によって異なりますが10m~400m程度です。
- 無線LANとは通信方式が異なるため互換性はありません。
- 正しい。BLEは、主にIoT向けの低消費電力の無線通信方式です。
- Bluetooth3.0以前とは通信方式が異なるため互換性はありません。
- 通信には従来からのBluetoothと同じく2.4GHz帯の電波を使用します。赤外線は使用できません。
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