ネットワーク応用(全86問中74問目)

社外からインターネット経由でPCを職場のネットワークに接続するときなどに利用するVPN(Virtual Private Network) に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

出典:平成23年秋期 問70

  • インターネットとの接続回線を複数用意し,可用性を向上させる。
  • 送信タイミングを制御することによって,最大の遅延時間を保証する。
  • 通信データを圧縮することによって,最小の通信帯域を保証する。
  • 認証と通信データの暗号化によって,セキュリティの高い通信を行う。
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分野:テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク応用
解説
VPN(Virtual Private Network)は、多数の加入者が共用する公衆回線で接続された拠点間の通信において、認証及び暗号化と復号によって仮想的な専用回線を構築し、セキュリティを確保する技術です。公衆回線を利用するので専用回線を敷設するのに比べコストを低く抑えることが可能です。

したがって「エ」が正解です。

「ア」はマルチホーミングという技術の説明で、インターネット回線を複数の回線で接続し、1つの回線が切れてもほかの回線で通信し続けられるようにするという耐障害性の向上や負荷分散を行う仕組みです。

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