情報セキュリティ対策・実装技術(全218問中104問目)
No.104解説へ
文書をAさんからBさんに送るとき,公開鍵暗号方式を用いた暗号化とデジタル署名によって,セキュリティを確保したい。このとき,Aさんの公開鍵が使われる場面はどれか。
出典:平成29年春期 問99
- Aさんが送る文書の暗号化
- Aさんが送る文書へのデジタル署名の付与
- Bさんが受け取った文書に付与されたデジタル署名の検証
- Bさんが受け取った文書の復号
正解 ウ問題へ
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解説
Aさんの公開鍵が使われる場面は次の2つです。
- Bさんが、Aさんに送るデータを暗号化するとき
- Bさんが、Aから受信したデータに付されているデジタル署名を検証するとき
- AさんからBさんへ送るデータの暗号化は"Bさんの公開鍵"で行われます。
- Aさんからの送信データに付与するデジタル署名は、"Aさんの秘密鍵"を使用して作成します。
- 正しい。Bさんはデジタル署名をAさんの公開鍵で復号し、それを本文のメッセージダイジェストと照合することで改ざんの有無を確認します。
- Bさんが"自身のもつ秘密鍵"で復号します。
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