情報セキュリティ対策・実装技術(全218問中136問目)

No.136解説へ
コンピュータウイルスに関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

OSやアプリケーションのaを突くようなウイルスの感染予防には,ウイルス定義ファイルを最新の状態に保つことやbが必要である。

出典:平成27年秋期 問75

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正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ対策・実装技術
解説
aについて〕
脅威は「情報システムに悪い影響を与える要因」、脆弱性は「組織や情報システムに内在する欠点や弱点」です。
情報資産の損害は、脅威が脆弱性に付け込むことによって発生すると考えることができるので、脅威である「ウイルス感染」が付け込むのはOSやアプリケーションの脆弱性ということになります。

a=脆弱性

bについて〕
ウイルス感染を予防するには、ウイルス対策ソフトのウイルス定義ファイル(ウイルスパターンファイル)を常に最新の状態に保つとともに、OSやアプリケーションには適時配布されるセキュリティパッチを適用し、セキュリティホールを塞ぐことが重要です。
セキュリティパッチ
ソフトウェアの公開後に発見されたセキュリティ上の弱点を除去するために無償で配布される修正プログラム
b=OS,アプリケーションにセキュリティパッチをあてること

したがって正しい組合せは「ウ」です。

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