情報セキュリティ(全74問中14問目)
No.14解説へ
特定のPCから重要情報を不正に入手するといった標的型攻撃に利用され,攻撃対象のPCに対して遠隔から操作を行って,ファイルの送受信やコマンドなどを実行させるものはどれか。
出典:令和3年春期 問94
- RAT
- VPN
- デバイスドライバ
- ランサムウェア
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解説
- 正しい。RAT(Remote Access Tool)は、コンピュータを外部から遠隔操作するためのプログラムです。マルウェアにRATが仕込まれていると、攻撃者からコンピュータを遠隔操作されてしまいます。
- Virtual Private Networkの略。多数の加入者が共用する公衆回線で接続された拠点間の通信において、認証及び暗号化の技術によって仮想的な専用回線を構築し、通信の安全性を確保する技術です。
- デバイスドライバは、コンピュータに接続された周辺機器を管理・制御するために必要となるプログラムです。OS標準でない周辺機器を扱う際にコンピュータにインストールする必要があります。
- ランサムウェアは、他人のコンピュータのデータを勝手に暗号化してデータにアクセスできないようにし、元に戻すための復元プログラムを買うように迫るマルウェアです。
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