情報セキュリティ(全74問中2問目)
No.2解説へ
通常の検索エンジンでは検索されず匿名性が高いので,サイバー攻撃や違法商品の取引などにも利用されることがあり,アクセスするには特殊なソフトウェアが必要になることもあるインターネット上のコンテンツの総称を何と呼ぶか。
出典:令和6年春期 問87
- RSS
- SEO
- クロスサイトスクリプティング
- ダークウェブ
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解説
- RDF Site Summaryの略。ブログやニュースサイト、電子掲示板などのWebサイトで、効率の良い情報収集や情報発信を行うために用いられるXMLベースの文書フォーマットの総称です。
- Search Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化のことです。Webサイトを制作するときに、Googleなどの検索エンジンの検索で上位に表示されることを目指してページやサイト全体を最適化することをいいます。
- クロスサイトスクリプティングは、動的にWebページを生成するアプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用して、悪意のあるスクリプトを混入させることで、攻撃者が仕込んだ操作を実行させたり、別のサイトを横断してユーザーのクッキーや個人情報を盗んだりする攻撃手法です。
- 正しい。ダークウェブは、一般的なWebブラウザではアクセスができず、通常の検索ではたどり着けない秘匿されたWebコンテンツのことで「闇のWeb」とも呼ばれます。コンテンツの多くは、麻薬の密売や殺人、ポルノ、クレジットカード情報などの違法な内容です。
ダークウェブの閲覧には専用の通信方式やソフトウェアやが必要で、それらには高い匿名性を実現できる「Onion Routing(オニオンルーティング)」という技術が使われています。ダークウェブに対して、一般的なウェブサイトのことを「サーフェスウェブ(表層Web)」、アクセス制限やクローラ訪問を回避することにより検索結果に表示されないようにしている「ディープウェブ(深層Web)」というような分類をすることがあります。
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