情報セキュリティ対策・実装技術(全218問中20問目)
No.20解説へ
バイオメトリクス認証の例として,適切なものはどれか。
出典:令和5年春期 問99
- 機械では判読が困難な文字列の画像をモニターに表示して人に判読させ,その文字列を入力させることによって認証する。
- タッチパネルに表示されたソフトウェアキーボードから入力されたパスワード文字列によって認証する。
- タッチペンなどを用いて署名する際の筆跡や筆圧など,動作の特徴を読み取ることによって認証する。
- 秘密の質問として,本人しか知り得ない質問に答えさせることによって認証する。
正解 ウ問題へ
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解説
バイオメトリクス認証は、生体認証とも呼ばれ、人間の身体的な特徴や行動の特性など個人に固有の情報を用いて本人の認証を行う方式です。事前に本人の生体特徴情報を認証システムに登録しておき、認証時にはセンサーで読み取った情報と比較することで本人確認を行う仕組みになっています。パスワードなどと違って情報を忘れる心配がなく、また不正利用のリスクが低いのが利点です。
認証方式として、指紋認証、静脈パターン認証、虹彩認証、声紋認証、顔認証、網膜認証などの種類があります。
認証方式として、指紋認証、静脈パターン認証、虹彩認証、声紋認証、顔認証、網膜認証などの種類があります。
- CAPTCHA(キャプチャ)の例です。人間とコンピュータを見分け、プログラムによるスパム行為を防止する目的で設置されます。
- 個人だけが知っている情報に基づく認証なので、バイオメトリクス認証ではありません。
- 正しい。個人ごとの行動の特性を利用するバイオメトリクス認証の事例です。
- 個人だけが知っている情報に基づく認証なので、バイオメトリクス認証ではありません。
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