情報セキュリティ対策・実装技術(全218問中212問目)
No.212解説へ
バイオメトリクス認証はどれか。
出典:平成21年春期 問63
- 個人の指紋や虹彩などの特徴に基づく認証
- 個人の知識に基づく認証
- 個人のパターン認識能力に基づく認証
- 個人の問題解決能力に基づく認証
正解 ア問題へ
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解説
バイオメトリクス認証(生体認証)は、個人ごとに異なる身体の特徴や行動パターンを比較することで認証を行う技術です。事前に個人の身体的特徴等をシステムに登録しておき、認証時に入力されたデータとの類似度によって本人かどうかの判定を行います。パスワードのように忘れることがなく、ICカードのように紛失する恐れもないので利用者にとって利便性の高い本人確認方法と言えます。
従来は指紋認証がよく使われていましたが、写真等から同じ指紋の模型を作ることができる弱さや衛生上の問題から、最近では顔で認証する顔認証、瞳の虹彩で個人を特定する虹彩認証などの例が増えてきています。バイオメトリクス認証システムでは、誤って他人を受け入れる可能性を無くし、かつ誤って本人を拒否する可能性を無くすことはできないので、本人拒否率と他人受入率が小さくなるようにしきい値を設定することが重要です。
従来は指紋認証がよく使われていましたが、写真等から同じ指紋の模型を作ることができる弱さや衛生上の問題から、最近では顔で認証する顔認証、瞳の虹彩で個人を特定する虹彩認証などの例が増えてきています。バイオメトリクス認証システムでは、誤って他人を受け入れる可能性を無くし、かつ誤って本人を拒否する可能性を無くすことはできないので、本人拒否率と他人受入率が小さくなるようにしきい値を設定することが重要です。
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