情報セキュリティ管理(全115問中36問目)
No.36解説へ
二つの拠点を専用回線で接続したWANでパケットを送受信する場合,可用性を高める例として,適切なものはどれか。
出典:平成31年春期 問64
- 異なる通信事業者が提供する別回線を加え,2回線でパケットを送受信する。
- 受信側でパケットの誤りを検知し訂正する。
- 送信側でウイルス検査を行い,ウイルスが含まれないパケットを送る。
- 送信側でパケットを暗号化して送る。
正解 ア問題へ
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解説
可用性と同時に、情報セキュリティマネジメントで維持すべきとされている機密性と完全性についても確認します。
- 可用性(Availability)
- 障害が発生しても安定したサービスを提供でき、ユーザーが必要なときに必要なだけシステムを利用できる特性
- 機密性(Confidentiality)
- 許可された正規のユーザーだけが情報や資産にアクセスできる特性
- 完全性(Integrity)
- 情報が完全で、改ざん・破壊されていない特性
- 正しい。2回線化すると、1つの回線が故障しても別の回線を使用して通信を維持できるようになります。これにより専用回線全体としての稼働率が向上するので、可用性を高める例です。
- 完全性を高める例です。
- 完全性を高める例です。
- 機密性を高める例です。
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