情報セキュリティ対策・実装技術(全218問中75問目)
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解説
公開鍵暗号方式を用いた主な処理として暗号化通信とデジタル署名があります。
- 暗号化通信
- 受信者の鍵を使用して暗号化/復号を行う。送信者は、受信者の公開鍵を使ってデータを暗号化し、受信者は自分の秘密鍵を使ってデータを復号する。
- デジタル署名
- 送信者は、平文をハッシュ関数で圧縮したメッセージダイジェストを送信者の秘密鍵で暗号化し、平文と一緒に送信する。
- 受信者は、受信したメッセージダイジェストを送信者の公開鍵で復号し、受信した平文をハッシュ関数で圧縮したものと比較する。
- 一つの平文からハッシュ関数によって生成されるメッセージダイジェストは常に同じになるため、送信者から送られてきたメッセージダイジェストと、受信側でハッシュ化したメッセージダイジェストが同じなら、通信内容が改ざんされていないことが証明される。
- 誤り。デジタル署名は送信者の秘密鍵を用いて生成します。本肢の場合、電子メール作成者の秘密鍵が必要になります。
- 正しい。デジタル署名の検証には送信者の公開鍵を使用します。つまり、電子メール作成者の鍵で合っています。
- 正しい。暗号化通信では受信者の公開鍵を使用してデータを暗号化します。本肢の場合、送信者がクライアント(ブラウザ)、受信者が"WebサーバなのでWebサーバの公開鍵で合っています。
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