システム開発技術(全121問中117問目)

No.117解説へ
プログラムテストに関する記述として,適切なものはどれか。

出典:平成21年春期 問53

  • ソフトウェアの品質は,設計段階で向上させるよりもテスト段階で保証した方がよい。
  • テスト完了後のプログラムを修正した場合,修正部分を確認するテストデータを確認済みのテストデータに追加して再テストを行う方がよい。
  • テストの目的はプログラムが正常に稼働することの確認なので,プログラムにエラーを起こさせるテストデータは含めない方がよい。
  • プログラムの作成者が,テストケースを設計してテストをする方がよい。
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分野:マネジメント系
中分類:システム開発技術
小分類:システム開発技術
解説
プログラム修正後のテストは、確認済みのテストデータに加えて修正部分を確かめるテストデータを使います。これはプログラムの修正部分が他の機能に影響を与えていないかを検証するためであり、このようなテストは退行テスト(レグレッションテスト)と呼ばれます。
  • 設計段階で完成度を高めていないと、テストに膨大な時間がかかりますし、潜在的なバグが存在する確率が高まります。
  • 正しい。
  • テストは実務に近い形態で行うので、データの入力ミスや予想を上回るデータ処理が行われる可能性を踏まえてテストデータを用意します。
  • テストケースは、プログラムの設計者が仕様書に基づいて設計します。

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