システム開発技術(全121問中39問目)
No.39解説へ
システムテストに参加するAさんは,自部門の主要な取引について,端末からの入力項目と帳票の出力項目を検証用に準備した。Aさんが実施しようとしているテスト技法はどれか。
出典:平成26年秋期 問44
- インスペクション
- ウォークスルー
- ブラックボックステスト
- ホワイトボックステスト
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解説
ブラックボックステストは、システムの内部構造を考慮せず、システムに与える入力とそれに対する出力だけに着目して、入力に対する出力が仕様書どおりになっているかを検証するテストです。内部でどのような処理が行われているのかは無視するため、システムの内部をブラックボックス(中が見えない箱)に見立てて「ブラックボックステスト」といいます。主にシステムテストや運用テストで用いられます。
Aさんが参加しているのはシステムテストであること、Aさんは開発者ではないこと、入力項目と出力項目を用意していることからブラックボックステストであることがわかります。したがって「ウ」が正解です。
Aさんが参加しているのはシステムテストであること、Aさんは開発者ではないこと、入力項目と出力項目を用意していることからブラックボックステストであることがわかります。したがって「ウ」が正解です。
- インスペクションは、事前に役割を決められた参加者が責任のある第三者(モデレーター)の下で成果物を確認するレビュー手法です。
- ウォークスルーは、開発者が主体となりエラーの早期発見を目的としてプログラムのステップごとにシミュレーションを行いながら確認をしていく成果物のレビュー手法です。
- 正しい。
- ホワイトボックステストは、プログラムやモジュールの単体テストとして実施されるテスト手法で、内部構造に基づき仕様書どおりに動作するかを検証するために実施されます。
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