システム開発技術(全121問中42問目)
No.42解説へ
ソフトウェアのテストで使用するブラックボックステストにおけるテストケースの作り方として,適切なものはどれか。
出典:平成26年春期 問35
- 全ての分岐が少なくとも1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。
- 全ての分岐条件の組合せが実行されるようにテストデータを選ぶ。
- 全ての命令が少なくとも1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。
- 正常ケースやエラーケースなど,起こり得る事象を幾つかのグループに分けて,各グループが1回は実行されるようにテストデータを選ぶ。
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解説
ブラックボックステストは、システムの内部構造を考慮せず、システムに与える入力とそれに対する出力だけに着目して、入力に対する出力が仕様書どおりになっているかを検証するテストです。内部でどのような処理が行われているのかは無視するため、システムの内部をブラックボックス(中が見えない箱)に見立てて「ブラックボックステスト」といいます。主にシステムテストや運用テストで用いられます。
ブラックボックステストにおけるテストケース作成では、有効値、上限エラー値、下限エラー値などの有効クラスと無効クラスのグループを用意し、すべての入力で期待する結果を得られるかを検証します。
選択肢の記述では「エ」だけがブラックボックステストのテストケース作成法、その他の選択肢はプログラムの内部構造に基づくテストデータなのでホワイトボックステストのテストケース作成法です。
ブラックボックステストにおけるテストケース作成では、有効値、上限エラー値、下限エラー値などの有効クラスと無効クラスのグループを用意し、すべての入力で期待する結果を得られるかを検証します。
選択肢の記述では「エ」だけがブラックボックステストのテストケース作成法、その他の選択肢はプログラムの内部構造に基づくテストデータなのでホワイトボックステストのテストケース作成法です。
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