システム開発技術(全121問中53問目)

実環境と同様のハードウェア,ソフトウェアを準備し,端末からの問合せのレスポンスタイムが目標値に収まることを検証した。このテストはどれか。

出典:平成25年春期 問32

  • システムテスト
  • ソフトウェア結合テスト
  • 単体テスト
  • ホワイトボックステスト
正解 問題へ
分野:マネジメント系
中分類:システム開発技術
小分類:システム開発技術
解説
選択肢のそれぞれのテストでは次のような検証を行います。
システムテスト
システムとしての要件が満たされているか検証するために行われるテストで、システム要件定義で定められた機能や能力がすべて備わっているかを確認する工程。機能テスト,性能テスト,サブシステム間の結合テスト,操作性テストなどに加えてシステムの耐障害性や安全性を確認するために、負荷テストや耐久テスト、例外テストなども含めた総合的なテストが実施される。
ソフトウェア結合テスト
単体テストが完了した2つ以上のモジュールを組み合わせて動作させることで、モジュール間のインタフェースに関するエラーを検出することを目的としたテスト工程。
単体テスト
プログラムがモジュール単位で正常に動作するかを確かめるテスト工程。プログラムの内部設計書に基づいてホワイトボックステストを実施し要求性能を満たしているかを確認する。
ホワイトボックステスト
プログラムやモジュールの単体テストとして実施されるテスト手法で、内部構造に基づき仕様書どおりに動作するかを検証するために実施される。
設問の「端末からの問合せのレスポンスタイムが目標値に収まることを検証した」は、システムの実環境での性能を検証しているので、システムテストで実施される事項になります。

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